TPPが与える影響は!?

TPP交渉がまとまり、合意内容が効力を発揮し始めたら日 本の国民生活にどんな影響があるのだろうか。
Q 関税撤廃で輸入品の価格が安くなるのか。
A 小麦や牛肉などの農産品や靴、バッグなどにかかってい る高い関税が撤廃され、安くなる可能性がある。既に関税がゼ ロの自動車や家電製品などには変化はない。
Q 主食のコメも、安い外国産米が売り場に並ぶのか。
A TPPは原則例外なしのため、778%の高い関税で守 られてきたコメも関税が撤廃される可能性があり、そうなれば 安い輸入米が出回ることになる。農林水産省所管の社団法人の 調査では、家庭で購入時に重視する点は「価格」がトップ。安 売り競争をしている外食など家庭外の国内消費も約三割あり、 一部ブランド米以外は、国産米が外国産米に押されるだろう。 農家への対策が必要になる。ただ、交渉によってわずかな例外 品目が設けられ、関税をかけられる可能性もある。
Q 国民皆保険制が崩壊するとの指摘もある。
A 健康保険が適用外の高度な医療と保険適用の医療を併用 する「混合診療」が全面解禁されるとの懸念が背景。質の高い 医療は富裕層だけが受けられ、国民が等しく医療を受けられる という皆保険の理念がゆがめられるという理屈だ。首相は「日 本の誇るべき制度を壊してまで進める気持ちは全くない」と明 言しているが、外務省は、混合診療解禁が「議論される可能性 もある」とし、懸念の声は消えない。
Q 雇用に影響は。
A 内閣府は、自動車などの生産拠点を国内に維持でき、雇 用拡大につながると説明。一方、農水省は農林水産関連で三百 四十万人の就業機会が失われるとする。産業で大きく違うとみ られる。
Q 影響はいつごろから出てくるのか。
A 協定は各国が合意しても国会承認が必要で発効まで時間 がかかる。さらに関税もすぐにゼロになるのでなく十年ほどか け段階的に下げる。交渉の進展次第といえる。
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